日本語は常に変化しています。
若い人の間で流行った言葉がいつのまにか定着しているなんて事もよくあります。
ありよりのあり・わかりみ・・・若者言葉をおさらい
若者が普通に使っている言葉だけど、初めて聞いた時に全く理解ができなかった言葉
①すこ
「好き」という意味
すこすこのすこ・・・と言うらしい。
②○○み
形容詞で「うれしみ」「わかりみ」などと使う。悲しみなどの言葉を拡大して使い始めたようです。
例】
うれしみ・・・うれしい
わかりみ・・・よくわかる、共感できる
つらみ・・・辛い
実際の使い方としては
「○○みが深い」や「○○みがすごい」などと使われるようです。
③それな
そうだね、確かにね(深い共感を示す」
④草生える
笑うの意味。
文章の最後につけるwwwが草のように見えることから「草」=「笑う」となったようです。
⑤ありよりのあり/なし
良いか悪いかの微妙な表現
ありよりのあり・・・最高
ありよりのなし・・・悪くないけどダメ
なしよりのあり・・・ギリギリあり
なしよりのなし・・・最悪
ラインなどのSNSでよく使われてある言葉のようですが、会話の中でもよく出てくるようです。
もはや呪文にしか聞こえません(^-^;
断言しない言い回しが日本的
「ありよりのなし」は悪くないけどダメだ言う意味で使われます。
ハッキリとダメと言うとトゲがある。
でも、良くないよと意見は言いたい。
そんな時に反対意見をやんわりと言う時に使うのかなと思います。
「つらみが深い」はかなり辛いと言う意味です。
これもはっきと辛いと言ってしまうと、深刻な感じがするのを避たい時にピッタリの言葉です。
日本語はもともと曖昧な表現が多い言語です。
それは日本人特有の文化なのかなと思います。
全てを言わなくても伝わる。そこに繋がりを感じる日本人。
相手との争いを避けるために、曖昧な表現を使う。
ビジネスの世界ではあまり良く思わらていないことですが、日本人同士の日常の会話の中ではやはり大切な感覚です。
言い回しは変わっても「日本人らしさ」は変わらないんだなぁと、妙に若者に親近感を感じるおじさんなのでした(^-^;
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